― いい人

「あなたはいい人だね」

そう言われて
嫌な気持ちになる人は
あまりいません。

むしろ

まじめ
優しい
責任感がある

そんな意味で
言われることが多い言葉です。

でも

もしその言葉が

少しだけ
重く感じることがあるなら

それは

理由があるのかもしれません。

― いい人の特徴

いい人と呼ばれる人には
共通する特徴があります。

例えば

・相手の気持ちを考える
・迷惑をかけないようにする
・期待に応えようとする
・役割をちゃんと果たす

どれも

とても大切なことです。

社会にとっても
必要な力です。

ただ

その力を
長く使い続けていると

一つのことが
起こることがあります。

― 自分の声

気づかないうちに

自分の声より
周りの声を先に聞く

ようになるのです。

本当はどうしたいか

ではなく

どうするべきか。

本当は何が好きか

ではなく

何が求められているか。

そうやって

自分より先に
周りを優先する時間が

少しずつ
増えていきます。

― 夢が遠くなる理由

夢は

「やるべきこと」

の中からは
生まれにくい。

夢は

「こうしたい」

という

小さな本音から
生まれることが多いからです。

でも

いい人ほど

その本音を
後回しにしてしまう。

だから

気づいたときには

こんな感覚になることがあります。

「自分は
何をしたいんだろう」

それは

何もないからではなく

長い間
後ろに置いてきたから

なのかもしれません。

― 見失っただけ

夢が消えたわけでは
ないのかもしれません。

ただ

長い時間

役割や責任の後ろに
置いてきただけ。

だから

もし

「やりたいことが分からない」

そう感じるときは

自分を責める必要は
ないのです。

……それは 

むしろ ここまで 

ちゃんと生きてきた証。

もし、役割という上着を 

一枚だけ脱いでいいとしたら。

あなたは今、 

どんな言葉を自分にかけてあげたいですか?