「なんでかわからないけど、
気になる。」
そんな感覚を、
覚えたことはありませんか。
理由は説明できない。
でも、
なぜか目に入る。
なぜか心に残る。
何度も思い出してしまう。
人は、
何かを選ぶとき、
「ちゃんと理由を持たなきゃ」
と思うことがあります。
なぜそれをやりたいのか。
なぜそれを選ぶのか。
正しく説明できないと、
いけない気がしてしまう。
でも、
本当に心が動く瞬間って、
最初からきれいに
言葉になるわけじゃないのかもしれません。
どれか一つに決められない。
でも、
それぞれに気になる。
以前の私は、
そんな感覚を、
“自分がブレているから”
だと思っていました。
でも今なら、
少し違う見え方があります。
あれは、
迷っていたというより、
いろんなものに、
心が反応していた。
そんな状態だったのかもしれません。
夢に出逢う前って、
「これが夢です」
とハッキリ現れるより、
もっと曖昧で、
もっと静かなものなのかもしれません。
ある言葉が気になる。
ある人の生き方に惹かれる。
なぜか、
その世界観が忘れられない。
理由はわからない。
でも、
心が少し動く。
すると人は、
その感覚に理由をつけたくなります。
「気のせいかもしれない」
「たまたまだと思う」
「ちゃんとした理由がないから違う」
そうやって、
小さな反応を打ち消してしまうことがある。
でも、
もしかすると。
夢は、
“説明できるもの”
としてではなく、
“なぜか気になるもの”
として現れているのかもしれません。
心が動くときって、
頭より先に、
感覚が反応している。
だから、
言葉にならないことにも、
意味があるのかもしれません。
理由はまだわからない。
でも、
なぜか気になる。
もしかすると、
その感覚こそが──。
