怒り。

苦しさ。

モヤモヤ。

不安。

できれば、
感じたくない。

そんなふうに思ったことは、
ありませんか。

以前の私は、
怒りの感情が出てくるたびに、

「なんでこんなにイライラするんだろう」

「どうして私は苦しくなるんだろう」

そんなふうに、
感情と戦っていました。

怒ってはいけない。

こんな感情はダメ。

ちゃんとしなきゃ。

落ち着かなきゃ。

そうやって、
感情を抑えようとしていたんです。

でも、
不思議なくらい、

消そうとするほど、
感情は何度も出てくる。

また苦しくなる。

また怒りが出てくる。

その繰り返しでした。

だからある時、
ふと思ったんです。

「この怒りって、
何なんだろう」

ただ消したいのではなく、

この感情を、
どう活かせるんだろう。

そんなふうに、
少しずつ見方が変わり始めました。

当時はまだ、
内側とか、本音とか、

そんなことも
全然わかっていませんでした。

でも今振り返ると、

私はあの頃、
感情と向き合おうとしていたんだと思います。

怒りには、
理由がありました。

苦しさにも、
意味がありました。

モヤモヤにも、
ちゃんと声があった。

本当は嫌だった。

本当は苦しかった。

本当は、
違和感を感じていた。

でも、
頭では気づかないようにしていた。

だから感情が、
先に反応していたのかもしれません。

感情って、

悪いものとして扱われることがあります。

怒るのは未熟。

不安になるのは弱い。

落ち込むのはダメ。

そんなふうに。

でも、
もしかすると感情は、

“敵”

ではなく、

自分の内側から届いている
サインなのかもしれません。

今は以前ほど、
強い怒りを感じることは減りました。

それはきっと、

感情を消したからではなく、

向き合ってきたから。

感情は、

あなたを困らせるためではなく、

何かを教えようとして、
現れていることがある。

だからもし今、

苦しい感情があるとしても。

すぐに否定しなくていいのかもしれません。

その感情は、
あなたの中にある本音へ、
静かにつながっているのかもしれないから。